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2018-04-16

青い巨塔

まったく、日本サッカー協会も偉くなったものだ。

メディアに出る「元選手」たちは、日本代表のハリルホジッチ監督解任に概ね「YES」のコメントだ。
納得できる部分もある。
在任中から、ハリルホジッチへの批判的な意見は多かったのだから。

しかしこの時期の解任だ。
そんなにも全員の意見が揃うというのも、おかしなことではないか。
セルジオ越後以外のコメントは、「忖度」「媚」という言葉を思い浮かべる。
そしてこれこそが、日本的というものだろう。
もっともこれ以前に、「モノ言う元選手」はサッカー協会にも入っていないし、メディアにも出演はないのだが。

わたし自身もハリルホジッチは、「解任した方が良いのでは」と思う監督だった。
しかし同時に、「もう遅いけど」という言葉がよぎっていた。
このタイミングの違和感の正体は、報道からしばらくして予想がついた。
既に多くの指摘、コメントがあふれているのは今更書かないが、純粋な勝ち負けだけの理由とは思わない。

東京に住んでいながら日本サッカー協会のビルには行ったことがなかった。
しかし偶然、少し前に頻繫に見る時期があった。
もう今では特別な感慨は薄れてしまったが、「ここがあのサッカー協会か」という憧れは多少は残っていた。
しかし今ではそれは、日本の古くさい薄汚れた魂に覆われた、外見だけをきれいに飾った建物にしか見えない。
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2014-06-25

何も変わらないだろう

2014 ブラジルワールドカップ グループリーグC
コロンビア代表-日本代表


いつものように盛り上げ役に徹していた松木安太郎が、試合終了間際から電波芸者を止め真摯な素顔を見せた事がこの大敗の衝撃を物語っていた。セルジオ越後は明確にそれが選手、監督のせいではなく日本サッカー協会、メディア、そしてファンの罪だと口にした。

わたしはこの試合だけは予想をしていなかった。仮にコロンビアが2勝した場合、どういった姿勢で臨んでくるかつかめなかったからだ。2位抜けになった場合、相手が開催国で大本命のブラジルともなれば順位を考慮するだろうが、それ以外であればどの道あたる相手だけに深謀遠慮をする必要もないだろう。ただレギュラーの休息、控え選手の試合慣れなどの可能性もある。
果たしてコロンビアは先発を大きく変えてきた。残念に思ったのはコロンビアの素晴らしいプレーをこの試合で見る事ができないであろう事だった。しかし後半にハメス ロドリゲスなどレギュラー格が登場すると様相は一変する。残念ながら終盤近くには日本代表がボールを持つと、退屈のサインのように感じ始めていた。このワールドカップの試合をすべて見てはいないが、日本が関わった試合は3試合ともワーストの部類に入るのではないかと思う。

試合が終わるや否や、いろんな声とともに「時期監督はアギーレか?」「ぺケルマンも興味」と始まった。少なくともメディアは何も変わらない。そしてそれにそそのかされるファンも変わらないだろう。日本サッカー協会だってきっと同じ。結局、何も変わらずまた四年間が過ぎるのだ。

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夢想するサッカー狂の書斎 ぼくの採点表から

セルジオ越後 辛口の真実
2014-06-22

凄さと美しさを感じさせたゴール

ルイス・スアレスのとんでもないゴールを見せつけられて、首の皮がつながったウルグアイにホッとする。イングランドは好きなのだが、このグループで2つを選ぶならばやはりウルグアイとイタリア。ところがコスタリカというアウトサイダーが”死の組”の椅子をいち早く奪取。これで一つを選ぶ事になったが、魅力的なのはウルグアイか。

スアレスのゴールに最近はすっかりごぶさたに思っていた凄さと美しさを感じていたら、それを上回る衝撃がやってきた。わたしはメッシをあまり見たことが無いのを白状するが、それを残念に思う。それほどまでにイラン戦で決めてみせたゴールは素晴らしかった。世代的にマラドーナの記憶が上書きされる事に無念の気持ちはあるが、それがメッシならば良いのかもしれない。
ところでアジアから出場のイランも良かった。守備を固めて、と一言でいえば面白くないサッカーのようだが、全体にアグレッシブさがあった。カウンターも個人の能力も加えて鋭かった。守備の強化はカルロス・ケイロス監督の功績との事だが、アナウンサーはレアル、マンチェスターユナイテッドでの実績は言っても名古屋グランパスの事は口にしなかった。少なくともこのアナウンサー、もしくはテレビ局はそれを黒歴史と考えているのだろう。

実はアルゼンチンの勝利を喜んだのは、それによりボスニア・ヘルツェゴビナのグループリーグ突破が有利になるからなのだが、ナイジェリアの一発の前に沈んだ。相手、またピッチとヨーロッパ以外での経験が十分で無かったのかもしれない。無念。

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