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2008-10-27

リセットされちまったのかい?

J1リーグ第30節 大宮アルディージャ-ジェフ千葉

平面で観てるとまたぼやき記事になってしまうかもしれず、
「チャンスだったらマークを捨ててでも上がるんだ!」
とばかりに、急きょ大宮、NACK5スタジアムへと
行きました。

Jリーグは地域と一体の雰囲気が、いいですね。
大宮駅東口から徒歩20分とありましたが、途中で迷って倍の
時間がかかりました。まっ、いつものことです。
08102601.jpg
こんなわけで予定より遅れたので、会場周辺の様子はじっくり見れず。
とりあえず子どもたちの可愛らしい絵をパチリッ。
08102602.jpg


スタメン発表。
戸田の名前を確認し、(アウェー仕様か)と。
この期に及んで、先週のあの結果の後この相手にもねえ・・・・。
08102603.jpg
ところが、何故か工藤がいる!
ミシェウがいない。
さらに驚きの、新居イィィ。
巻がいねー。

08102604.jpg

結果は、ご存知の通りですね、ハイ。
08102606.jpg

ミラー体制発足の頃を思い出させる、雑なロビングの攻撃ばかりでしたね。
ミシェウは新潟戦でそんなによくなかったとはいえ、真ん中から散らしたり
アクセントをつける展開がないと、バンバン弾き返されるだけっすよ!
巻、レイナウド連続投入。当然だね、これは。
続いて、谷澤に変えて根本投入?? 
迷采配復活か?
08102605.jpg

スタメンといい、試合内容といい、全部リセットされちまったのかねえ?
アレックス・ミラーの世間での評価も、きっとリセットされた頃でしょう。

ジェフサポーターも大挙やって来ていたのに・・・。
08102607.jpg

帰り道で後ろを歩いていた大宮サポーターの言葉。
「今年の降格は、ジェフの運命だったんだよ」
ムキーッ。
けど言い返せねー。
08102608.jpg

テレビ放送も見るつもりだったけど、さすがにそんな元気がないよ・・・。
生観戦での負けは、よけい落ち込みますね。

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俺の名はジョニーじゃない―サッカーとコカインを愛した男の転落と再生の軌跡
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theme : Jリーグ
genre : スポーツ

2008-10-26

マイブーム

Jリーグを見ようかと考えたが、プレミアの誘惑に負け
マンチェスター・ユナイテッド-エバートンを観る。
日本代表の試合は罵詈雑言を書き連ねる私だが、別次元の戦いには
グウの音も出ず。引き分けにはやや不満だけど、他国のリーグだし
大人しくしていよう。

倉敷さんの実況は相変わらずツッコミどころ満載。
「お財布の中身を確認して買うかどうか・・・」なんて例えを
解説の遠藤さんは「わかりやすいですねー」とか絶賛していたけど、
ここもサッカー村の会話でガックリ。まあ、金子達仁が沸いてこない
プレミアの中継は頭痛が起こらなくていい。

ところで、自分の書いているこのブログを見ていると、あまりの
ぼやきの多さにあ然。JFAと岡田、それとマスメディアと一部妄言に
煽動される世論に対してなのだが、さすがにこれはネガティブすぎると
反省。なので今回の記事はただの日記文にします。

(そう言えば以前見たブログに、ヘディング脳って書いてあったなー)
と思ってそのブログへ行ってみると、久しぶりに爆笑できた。
お堅いネタが続いてナーバスになっていたサッカー気分が、だいぶん
晴れた。
というよりも、これで爆笑できるというのは、自分自身がヘディング脳
になってしまっているからか?
実は熱心にヘディングの練習をやっている頃から、もの忘れが出たり
思考が下降線になっている気はしていた。でもこれは、単に自分の
フォームが悪かっただけか。
ヘディング脳、サブカル気分の日のマイブームでした。

ところで、Jリーグの25日の結果はあまり好ましくないないものに。
ジェフの試合までに、気持ちを(まともに)切り替えて、
しっかり応援します。

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トモニイコウ。

theme : サッカー
genre : スポーツ

2008-10-25

ガオーッ!

今回はちょっとヤンチャなノリになるかもしれませんので、ご了承ください。

(なんかこいつ、「早く忘れろ」とか言ってるけど自分が結局たくさん書いてる
じゃん)
みたいになりそうだったので名前を出さずに書いてみようかと考えたのですが、
検索エンジンに引っかからないので出します、オシムの件。

「帰ってきてくれ~」

という無邪気な叫びは、公園の砂場で遊ぶ可愛らしい子どもたちを眺めるように
微笑ましく見ることに(しかしこんな意見もたくさん目にすると洗脳されかける
ものだ)。
プロの意見は、世論に迎合したものが支持されるという現代の嫌悪すべき側面
と冷やかに見ることにした(マイノリティかもしれないが受け手には、まともな
バランス感覚の人もいるのだし)。

けれども、これはあまりにも・・・と感じた件。

ガオーッその1

「オシムはもともと高血圧や心臓疾患があった。脳梗塞で倒れたことにより
(それまで言ってなかった健康問題を持ち出して)復帰への望みを否定する
のはおかしい」

オシムの健康状態に関しては倒れる前からわりと言われていたのですが、
まあそれは置いておいて。
疾患など抱えた監督はたくさんいて、試合中に倒れてそのまま帰らぬ人となった
例もあるわけで。選手もそうだし、見ている観客でさえポックリといく事がある。
サッカーに関わらなくても病を抱えている人はたくさんいるし、突然死ぬ事だって
ある。命がけのリスクは、大なり小なり生きとし生ける物すべてが持っている。
それが実際に脳梗塞で倒れてしまったのだ。
ヒューマニズムを振りかざす気はさらさらないけど、組織(チーム)という
これからも続いていくものを考えたら、健康上のリスクのある人事をする
というのは、ダメでしょ?

ガオーッその2

「熱烈なファンがオシムを待望するのは、現実に影響が出るものでもなく自由だが、
復帰を否定して可能性を潰してもらっては困る」

いやいや待望されるだけで影響が出るから、困る。
新しい監督が来る。なかなかうまくいかない、成功するかもわかんない、日本での
経験がない・・・そんな時「オシムだったら」「やっぱりオシムじゃないと」・・・
変に神格化するのは、その後の発展を妨げる。

何か、○○JAPAN、っていうフレーズが広まったのもわかるね。
代表チーム(あるいはクラブチームもそうなんだけど)、を個人商店、あるいは短期経営
の中小企業でしか見てない。
「曾孫の代まで、国債発行!」と同じノリで、ひとつの事に固執して、今だけ満足できれば、
それで良し。
まあ優秀な監督にその礎をつくってもらうんだ、というのはわかるんだけど、その候補
のオシムが倒れたんだから、しょうがない。

よしんばオシムがそれなりに回復してるとしても、以前の指導力を百とすれば復帰後は
そこを下回と思う。流動的な試合中の采配にも、乱れは出るんじゃないか?
サイボーグじゃないんだから、倒れる前とまったく同じ冴えがあるとは限らない。
クラブの場合は札幌でも浦和でも、アマルや通訳、医療体制を充実させてまでオシムに金を突っ込んで、
何を削るんだろう。選手? 環境? 少なくともサッカーは選手がするもんだと思うし、これだけ
小粒になってしまったJリーグを、また地味にするのだろうか。「いい監督だから、待遇は落とすよ」
じゃ選手たちも不満は募ると思うけどな。
札幌がテクニカルディレクターだったかな。検討中とか言われるけど、この何とかディレクターという
肩書きも曖昧やね。まあ、それはサッカーに限らずだけど。オシムにとっても新しい肩書で何ができる
かの挑戦になるだろうけど、札幌はそんなチャレンジ手当を出す余裕があるんかな。
ユースの指導うんぬんと言うけど、若年層を本当に根本的に鍛えたいなら実際に動いて見せられる
コーチが良いと思う。日本なんて、基礎技術から劣っているんだから。

もうオシム、オシムって言ってる人たちは自分たちで金を出し合って市民クラブをつくるかどっかの
チームを買収して、”チーム・オシム”でも立ち上げて自分たちの夢物語に正統性を持たせればいい
んじゃないか。そしたらJFAはしないにしても、さんざんここでブーたれてる私は土下座させて
もらうかもしれません。
ちなみに私が油田か何か掘りあててチームをつくれる資金を手に入れたら、地域活性を目指すか
スター選手を集めてスキャンダラスな話題をサッカー界に提供するか・・・ともかく、崇拝する誰か
のためだけにチームをつくるなんて事はしません。まっ、油田も掘り当てられないからこれこそ
”寝言は寝て言え!”の夢物語なんだけど。

ナイキ T90 ストライク セリエA 5号球 ホワイト×バーシティロイヤル

theme : サッカー
genre : スポーツ

2008-10-24

岡田商店に温かい目の融資はしないよ

なんか新し本が出たな~、って思って見たら著者が信藤さん。
(なんでこの時期にこの人が?)
なんて思って、サッカー本の出版バブルが続いているのかよほど著者不足なのかと(笑)。
巻末が岡田さんとの対談になってたけど、こんな企画をするといつどうなるかわからないのにね。
人間力の本が安売りされてたけど、やっぱり買うとなると二の足を踏むし。
まあ、今だけ本になる運命も覚悟してるんでしょう。

とはいえ、のせられて対談は読んだけれど、やっぱり岡田さんは自分のチャレンジの場に代表
をしちゃってるんだよな。
フランスワールドカップからどうして批難しているのかと言うと、とにかく自分の経験やチャレンジ
の場として代表を使ったから。予選を終えたら、すみやかに引くべきだったんだよ。自分が経験
したいんだったら、コーチとかで置いてもらえばいいんだしさ。結局、持ちあげられて謙虚さが
無くなってたんだろうな。ほんで今回も、また・・・。

とにかく言葉の端はしに、「何かできるんじゃないか」「何か試してみたい」を感じるんだよ。
それが水まいたり、新しい機械を使っての持久力検査、とかになるんだろうな。
でもさ、選手もうんざりだと思うんだけど、観ている方もうんざりなんだよ。”岡田商店、成長
の軌跡”なんて見たいわけじゃなんだからさ。

理論家とか言われるけど、はっきり言ってあのぐらいの講釈はネットにもごろごろしてるんだしね。
経験に基づいてないから、やっぱりヴァーチャルでしかない。
マリノスを離れて監督をやってなかったのは、「日本人として世界と戦えるにはどうすればいいか
を考えていたから。その答えが出ないうちに代表の話になった」なんてまた言ってたけど、
いつまでもそんなのは通用しないから。それを見極める目を持っていて、実際にピッチで表現
する手法も持っている監督は世界中にたくさんいるんだから。

信藤さんは「岡田さんは忍耐強い」なんてヨイショしてたけど、そんな奴がマリノスでうまくいかなく
なったら投げ出して、協会の敷居は二度とまたがないなんて言ってたのにノコノコ帰って来るかね?
マスコミや評論家も含めた、サッカーの村社会は気持ち悪い。
この二人は自分が一番サッカーが好きだった時代の選手だから本当は文句を言いたくないんだけ
ど。松木さんなんかも含めて、どうしてみんなこうなっちゃうんだろうね?

とにかく、協会やメディアや代理店を含めて劇薬になると思うんで今回の予選は負けた方が
いいと考えているんだけど、もう戦いは進んじゃってるし代表チームもグチャグチャだから岡田さん
でやるんだとして、それが終わったらすっぱりと身を引いて欲しい。清雲さんや人間力山本さん、
大熊さんなんかもそこそこキャリアがあるのに外国人監督の下に就いて、まあ成果は別として
いろいろ苦労したんだから、岡田さんも謙虚に外国人監督のもとで学んだ方がいいよ。
どうしても自分がボスで実験したいんだったら、中田に頼んでサニーサイドアップに入れて
もらって、チームでも作ってもらったら? そしたら寄付をしないチャリティーマッチとかやってさ、
ライフワークのエコ活動にもなるんじゃないの?

theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

2008-10-23

やっぱり低いレベルのJリーグ選手

ACL 準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪

正直、こけた。
放送が見られないのでネットで結果を確認していたら、1-1で同点。
もう終わる頃か、同点のままだったらまだかと思って再び確認すると、
3-1でガンバ大阪が勝利。

やっぱりレッズはダメだった(私は関西にいたので、心情的にはガンバ
の勝利は嬉しい)。
というか、これが今のJリーグのタレントのレベルかと思うと、どんよりな気分。

私はサッカーの試合でそれ程監督の存在を重視していない。
他のエントリーを読んで頂いている方は(あれだけ代表で岡田に文句をつけているくせに!)
となるかもしれないので簡単に補足すると、システムだ、戦術だは流動的なものだから
そう重視していなくて、”やる気にさせてくれる”、大雑把に言うとこの部分が大切と考えて
いる。
まあ岡田にいろいろ言うのは、ここもダメだし、明らかに力が上のワールドカップ本大会で
戦うためにはさすがに戦術や戦略、モチベーションの上げ方も経験に基づいたより高い
ものが必要とされるからで、その辺りが辺境メディアと浮遊世論につくられた偶像の
岡田は欠けていると思うので。アジア予選の今回のグループだったら、選手の力だけで
勝ちぬくのも全然問題ないと思うのだが、技術以外の部分で選手に欠けているものがある
のだろう、苦戦している(選手選考、スタメンからおかしくしているので監督がさらに足を
引っ張っているとも言える)。

さてレッズと言うと、少なくとも国内トップクラスのタレントを集めて、外国人選手もそう悪い
わけではないのだから、国内では選手の力だけで優勝、ないしは優勝争いをしていかない
とおかしかった。
リーグ優勝が絶望的になって、このACLの準決勝は間違いない真剣勝負の場となった
のに完敗。これはやっぱり選手のレベルが低い、ひいては日本の選手のレベルもこの
程度とガックリしていいと思う。JSL最後の頃の読売クラブ→Jリーグ開幕時のヴェルディは、
監督がダメだとなったら選手の力だけでもやれていた。
時代が違う、うまくなっている、という反論もあるだろうが、それなら尚更、今の選手は
それとは違う部分でダメになっているのだろうな、と言うしかない。

ところで、これでレッズは少なくとも次のシーズンは違う監督となるだろう。
選手の力だけでは国内リーグさえ制すことができない事を露呈した今、ギド・ブッフバルト
の就任となるのだろうか?

[超攻撃的サッカーのススメ] ブッフバルトがもたらした勇気
(「Number Web」)

えらく褒めているが、どうもブッフバルトのサッカーがこんな絶賛される内容だったという記憶がない。
サポーターらしき方たちのブログを見ても、どうも評価が一定していない。
真実は、どっちだろう?
蛇足ですが、もう一人の監督候補(?)については、私は夢見がちな小僧じゃないので、
触れません。

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EURO2008プレビューVol.1 欧州選手権オーストリア・スイス大会出場国ハイライト A&Bグループ

theme : Jリーグ
genre : スポーツ

2008-10-22

本当の声を聞かせておくれよ

野球が嫌いだった。
育った時代、そして田舎には野球しかスポーツは存在しないような雰囲気だった。
人気のある競技への反発、と言うのもあったけれど、ポジションがきっちり分かれていたり、
同じ方向に走ったり、監督の指示どおりにやらないといけなかったり、坊主頭だったり
白いユニフォームだったり礼儀正しくしないといけなかったり・・・とにかくそういうの
が嫌だった。

今でも見る事はほとんどないけれど、星野仙一が監督をやるというオリンピックの野球
は少し注目していた。負けるたび、そしてメダルが取れなかった時には喜んだ。度量の
狭い事だけど、この監督がかつてNHKのスポーツニュースのキャスターをしていた頃、
サッカーを小馬鹿にしていた記憶があるからだ。野球ファンには申し訳ないと思っていた
けれど、その人たちの多くも星野をあまり買ってない事を知って、少しだけ罪悪感は薄れた。

イチローのWBAに関する発言

イチローWBC発言で波紋、王さん動かす
(ともにニッカン)

中心選手になるはずのイチローが、WBCの野球日本代表について発言をし、監督人事に
影響が出ているよう。松坂なども続いてコメントをしているようだ。

ひるがえってサッカーの日本代表はどうかと言うと、選手の声はまったく聞こえてこない。
「形はできてきている」
「最後のパスを正確に」
「決定力を上げないと」
「やってる事は間違っていない」
・・・・・etc
活字になればコピペでもしてるかのよう、話す姿を見ると、ロボットのように無表情で口パク
をして同じようなセリフを繰り返すだけ。

いつからサッカーって、こんな窮屈なスポーツになった?
中村俊輔はなぜ口ごもる? 中沢はどうしてハッキリ伝えない? 稲本は欧州から呼びつけ
られて不満はないのか? 大久保が蹴飛ばすのは相手選手だけか? 闘莉王が反論するのは
サポーターに対してだけなのか?・・・。

別に岡田が監督だからでなくて、オシムだろうがジーコだろうが、言いたい事はいえばいい。
サッカーは野球に並ぶくらい定着したスポーツになったけれど、かつてあれだけルールがいろいろ
あって管理されているみたいで嫌なスポーツだった野球の選手の方が自由に発言して、サッカー
選手の方が去勢されたように大人しくなってしまたのはどういう事だ。
勝つとか負ける、世界を驚かすとか日本らしいサッカーうんぬんの前に、こんな窮屈なものは
早晩ソッポを向かれてしまう。

<関連コラム>

サッカーだけど、野球もたくさん書いてあるブログ
FOOTBALL NOTE

システム偏重なのは好きではないけれど、杉山茂樹氏のシステム論なしの最近のコラム
From:新潟「もらいタバコ。」(「Number Web」)

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EURO2008プレビューVol.1 欧州選手権オーストリア・スイス大会出場国ハイライト A&Bグループ

theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

2008-10-21

ラグナロク、あるいはさびれた公園の話

さびれた公園。たそがれ時には、人の気配さえしない。
さっきまでボールを蹴って遊んでいた子どもが着ていた、真っ赤なユニフォーム。
ヨーロッパを制した、魅力と結果を併せ持つ国。
(そういえば、オレもあそこに憧れた事があったな)
ぼんやりとそう思いながら、ブランコにのって、軽く地面を蹴ってみる。
「ずいぶんくたびれた音がするな」
隣に現れた男は、そう言って笑った。
「オレがいる頃は、ピカピカのブランコだった。この公園も、賑やかだったしな」
男の言葉に(この人は、相変わらずだな)と思う。
「なんだ? 言いたい事があるんだったら、口に出せばいいだろう?」
急に胸ぐらを掴んできた。怖いけれど、懐かしい感触。
「昔からそうだな。だからオレは、お前を外した」
消せない、苦い記憶。でもあれがあったからこそ・・・。
「冗談だ。もうオレは、ここともお前とも関係ない」
男は笑って、手を離した。
そして振り返りもせず、去っていく。
赤鬼の後姿に、あの湯気のような熱く沸騰したオーラはもうない。

公園の外から、誰かが手を振っている。
あの親しげな笑顔には、見おぼえがある。
そうだ。オレはドイツであの人の信頼に応えることができなかった。
だから、(今度こそ)と思っているんだ。
あなたの事を、悪く言う人たちも周りにはたくさんいる。
でも、オレはやはり神だと思っているんだ。
いくら叫んでも、もはや届かぬ思い。

「苦労してるみたいじゃないか」
頭の上から、そんな声がした。
見上げると、自分とそう歳も変わらないであろう男の姿があった。
「あの頃、やっぱり辛かったですか?」
問いかけると、口元を緩めてみせたが、答えは返ってこない。
(相変わらずだな、この人も)
そう思う。
すぐそばには、さっきまで遊んでいた子どもが忘れていったボールが転がっている。
喋るのが苦手なら、ボールでも蹴ってくれたらいいのに。でもきっと、
(オレは引退したんだから、もうボールなんて蹴らないよ)
なんて言うのだろう。
(あなたはやっぱり卑怯だ。ドイツのピッチで寝っ転がらなくても、
本当はまだ十分やれたでしょう?)
喉もとまで、出かけた言葉。
オレはここでも、口をつぐまねばならないのか。
男はクールさを装いながら、ボールになど目もくれず去っていく。
どこに行くのか尋ねても、(オレはあてのない旅の途中だから)
などと言われるのがオチだろう。

目の前を過ぎていった、様々な出会い。
衝突、信頼、不和。
楽しい事ばかりではなかったけれど、代わりに成長と闘志を手に入れる事ができた。
今のオレは、じゃあ一体何のためにこの公園に戻ってきているのだろう?
中村俊輔はまた苛立つように、地面を蹴った。
ブランコは、気持ちをいっそうささくれ立たせるような軋んだ音をたてて、小さく揺れた。

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theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

2008-10-20

続:オシム離れというチャレンジ

前回のエントリーで”いい加減オシム離れをしたら”と書きました。
復帰うんぬんは一部スポーツ紙のゴシップネタ、と思ってたのでこれ以上は
触れないつもりでいたら、金魚のなんとかの如く出るわ出るわ。

札幌総監督にオシム氏招へいへ(「ニッカンスポーツ」)

オシム氏がJ監督就任!? 22日来日
(「スポーツナビ」)

yahooなんかでは「オシムのユース代表監督就任を望むか否か」の意識調査って、以前もここで
書いたのですが、オシムのヨーロッパや日本での実績のどこにユース年代の指導があるのか? 
代表監督になってから初めてオシムを知った解説者(含む記者、評論家)たちの思い込みなのに。
意識を回復してからの第一声が「子どもにサッカーを教えたい」だったから、を根拠にして
るのかもしれませんが、それはあまりにも短絡的・・・。

こんな事にいちいち反応するのも何かな---と思っていて、前回のエントリーも公開は
止めようか、と思っていたのですが、冷静になって考えればおかしな事が、最近は
サッカーに限らずメディアに煽られて多々起こってしまう奇妙な世の中なので、こんな
世界の片スミのブログでも叫んでおこうか、と。

報道については、次のブログに書かれてある通り、意識を正してもらいたいところです。

オシムおよび日本代表の報道について(「犬の意地」)

本当は受け取る側も情報を精査して自分で考えてみないとダメなんですが、このブログの同じ
エントリーにあるように代表での巻や他のFWに関する世論の動きなどを見てると、そっちも
望み薄。

実際問題、病に倒れてしまったイビチャ・オシムの復帰は無理だと思っています(稀にあるという
奇跡、があれば別ですが)。

それはわかってるから、総監督なんだ! なる声も聞こえてきますが、これも「じゃあ総監督って、
何するんですか?」と聞き返すと、半分以上が黙ってしまう。
ちょっと手もとに掲載誌がないので記憶に頼って書きますが、イビチャは「倒れた日の夜、私は
アマルと今のジェフ千葉の戦いについて口論をした」と言ったことがあるんです。
それが倒れた遠因になった、なんて夕刊フジの久保の如きバカな論ではなく、
”やっぱりイビチャはジェフの事を気にかけていて、アマルとも話をしていたのだな”と。
肩書きはついてませんが、これを総監督と言えなくもない。しかも最も身近な距離にある。
でもあの頃のジェフは、うまくいってなかったですね。

日本代表はオシムを総監督にしてやれピクシーだ、カタネッチだ、という騒ぎもありますが、
現場の監督は自らのサッカーをやる。自我を持たない操り人形、一心同体なんてありえない
んですよね、リアルなサッカーでは。
ちなみにオシムと関係があってもペトロヴィッチやゼムノビッチの名前は、日本にいるのに滅多に
あがりません。煽りにくいんですね、大スターや未知の強豪でないと。

オシムをどうしても総監督にするというなら、サッカー協会と連携して環境整備や強化プランの
作成などかな、となるのですが、政治的なコミュニケーションが必要となるそういった役回りに
オシムが適役とは言えないと思います。
監督の紹介ぐらいはまあ、いいんでしょうがベンゲルのルートでやってきたのがあのトルシェ
ですから(笑)、ここも過剰な期待はしない方が良い。

ジェフだってイビチャ・オシムが突然いなくなり紆余(アマル)/曲折(クゼ)を経てミラー
がやって来て、今に至るわけで、盲信的に代表(協会)やJのチームの監督に
イビチャ・オシムを、という安心安全プランからは、そろそろ目を覚ました方が良い。
選手もフロントもサポーターも、物語と違って現実というのはそう甘美でも劇的でもなく、
時計の針も前にしか進まないということを知っていたからこそ、ジェフはミラーという
新しい価値観に出会い、成功するのか失敗に終わるのかわからないスリリングな
航海を共にしているんですね。

理不尽な目にあってさんざん辛い思いをしてきたジェフサポーターや、いろんなチームの
サポーター、コアなサッカーファンはそんな事百も承知だと思うんです。
なのに「巻なんか呼ぶな」「興梠は期待の星」なんて言っていて、コロッと手のひら返しする方
の意見通りに最近の日本サッカーは動く事が多い気がします。そこが、他のネタを書いて
いたのに投げ出してこんな大真面目なエントリーをしてしまう原因なんですね。

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サッカー日本代表 2009年カレンダー

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genre : スポーツ

2008-10-19

オシム離れというチャレンジ

こんなのを書くと反発されるんだろうな~、と思いつつ。

日本で仕事したい! オシム氏J監督復帰熱望


(またスポーツ新聞がしょうもないネタ書いていやがる)
なんていう気分で見た記事。
「日本協会のアドバイザー延長の打診はない」。これぐらいがせいぜいピンとくる情報で、
以前「もうオシムは日本から完全に離れて欲しい」で書いたように
”アドバイザーなんてお飾り”という役割がやっぱり終わるのか、という思い。
就任期間で、何をさせたか? せいぜいスカパーの特番に橋渡しして、EUROの
解説をしてもらったぐらいか。日本サッカー協会が本気でなかった事は、今回の
更新なしの報を待たず、十分に感じられていた。

一部でまたぞろオシム待望論が起こっている。
日本代表、Jリーグ、日本サッカーそのもの・・・今回のニュースで再燃の雰囲気も。
でも、”もういい加減に、オシム離れをしたら”という感じだ。
Jのチームで指揮うんぬんは、軽い感想程度で言っている方がほとんどだと思うので、以下ちょっと
根が深そうな代表や協会絡みで。

「Jリーグのチームはできるのに、代表はどうして良い監督を探せないんだ」「協会はネットワーク
がない」と批判があるが、日本代表に良い監督が就任しないのは”探せない”んじゃなくて
たぶん”決断する事を逃げている”からだ。


だいたい外国人監督の多くは代理人経由なわけだし、日本サッカー協会に売り込みなんかも
多々あるはず。実際、代表監督に外国人が検討され始めた頃すでにベンゲルの名前も出たのに
無視していたら、後年名古屋を大躍進させて(ベンゲルって本当にいい監督だったんだなあ。
あの時、呼んでおけば良かった)と協会関係者が呑気に語っていたという笑い話もある。
日本サッカーのあるべき姿、明確な目標を協会が提示できないという技術的な問題もあるが、
「この監督に任せてみる」という腹の据わった決断ができないのが選べない理由。
もちろん責任や影響力が一Jクラブより遥かに大きい(と考えられている)日本代表監督を
選ぶには、並大抵でない勇気がいる。監督選びなんてギャンブルに近いものがあって、
どんなに実績があったって合わなかったり結果が出なかったりもあるのだから、「興梠はスゴイ!」
なんて言ってたのが一週間も立たないうちに「なんだあいつは」なんてなる世論なんかいちいち
気にしていたら、やってられない(笑)。
だからJで実績がある監督や、信頼できる人からの紹介ばかりとなって、リスクを回避しようと
する(ファルカンは微妙だが、一応無謀なオファーを出したテレ・サンターナ経由の紹介なので
これも同じ)。

ただオシム、オシムというのにうんざりなのは、そう言っている人は実はこのメンタリティと
同じで、オシムに頼ってばかりで新たなチャレンジを何もしようとしていないからだ。

小野剛技術委員長が言った「岡田さんしかいない」という言葉、”岡田さん”の箇所を”オシム”
に変えて言ってるのと同じで、(そうじゃないでしょ)となる。

ファンやサポーターの立場でできる事なんかない、と言われるかもしれないが、海のものとも
山のものともわからない監督がやってきて、指揮を執るのを見守る、何もないところから目の前
のものを評価する。それはチャレンジ。岡田だって結果がそう悪いわけではない。もういい、
じゃあ解任して新しい監督を連れてくると予選期間中になった時、かえって悪い状態
になった場合に受け入れられるのか。それもチャレンジ。
(ちなみに私は、ずっと”南アフリカに出れなくっていい”と言っているので問題なし。
「また次も、その次も出れないかもしれないんだぞ!」という意見もあるが、アジアで
ボロ負けしている時代をさんざん見てきているのでそれも平気。ブラジルとかが出れ
なかったら、ちょっぴり落ち込むが)
多分Jリーグで”これが自分のチーム”と熱心に応援しているコアなサポーターは、
多かれ少なかれこんな思いはとっくに経験済みだろう。

世界にはオシム以外に優秀な監督はごまんといる。そんな中オシムとの出会いの幸運は
自身が日本との関わりに情熱を持ってくれていたからで、それは奇跡的な邂逅と
言ってもいい。
日本に特別な思いを抱く監督は、今は世界にいないかもしれない。
でもオファー時に協会が未来への展望や熱い思いを語って口説けば、どうか?
ファンやサポーターだって、満員のスタジアムで応援する姿を見せたり、心のこもったメッセージ
を送れば(よし、この国のために頑張ってみるか)となるのではないか。

オシムというほぼ現実的には無理であろう人物にいつまでも過剰な期待ばかり寄せて
執着している姿は、新しい出会いというリスクを回避した逃げにしか映らない。

オシムが伝えたのは「考えて、走る」とかじゃなくて、”リスクを恐れるな、チャレンジしろ!”
じゃないの?

FA プレミアリーグ 10年史特別BOXセット (初回限定生産)

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2008-10-18

J再開、心労も再開?

J1リーグ第29節 ジェフ千葉-アルビレックス新潟

ヘボい日本代表のため体調を壊していた中、楽しみにしていたJリーグ、
もちろんジェフ千葉のゲーム。
五連勝しての中断、再開後の初戦はアルビレックス新潟を迎えてのホームゲーム。
なかなか難しい、とみていた。
上位でも強豪でもないチームが相手。こうなると連勝しているということがかえって
プレッシャーになってしまうのではないか。また今のチームは”ホームでは勝利”が
基本なので(星勘定的にも勝利しないとまずいのだが)、余計かたくなてしまうのでは
ないか。

果たして、解説の原さんが「ジェフの方はうまくいってないんじゃないですか」と前半
の感想で述べたとおり、ペースがつかめない。
ところで実況の倉敷さん、それを聞いた直後に「両チームプラン通りですか」って、
うまくいってないのにプラン通りなわけないやん! 中田英寿だったら「今ぼくが
言ったの聞いてなかったんですか」って冷たく言われて、見下した目されるよ。

と冗談はさておき、結局スコアレスドロー。
くだらない日本代表の試合のために、中断なんかするからだ、と愚痴も出る。
しかし「4バックだ、3バックだ」とか「4-2-3-1でボランチが一人バランスを取る役割をして」
とかだけじゃないサッカーの摩訶不思議。今日は降格の雰囲気もいくらか漂い始めた
新潟が気迫では勝ったか、そして千葉はやっぱりプレッシャーが出始めたか。
連勝など好調な時もあれば、そうでない時もあるわけで、けれどももうシーズンは
終盤だからひとつひとつの試合が重要だし・・・ああ、心労が。

以前(リードされている時、あるいはどうしても点が欲しい時、ミラー監督はどういう手を
うつのだろうか?)と疑問を投げた事があるが、今日の交代策などだと期待薄。
まあ、先手、あるいは時間をおかず追いつけるゲーム運びで。じゃないと、
心労が(笑)。

終わった事(特にあまり良くない事)は、振り返らず。
少し前向きに、巻はポストプレーが少しずつうまくなっている気がする。
私は巻はヘディングがべらぼうに強いわけでもなければ、パワープレー要員でもない
と言っていて、「じゃあ何だ」と問われれば「トークがないゴン中山。守備を頑張るのも
魅力」と言っていたのだけど「ミラー体制のジェフでポストプレーヤーとしての成長が
あるかも」としていたので、何だか少し嬉しい。
巻は器用じゃないけれど素直だし頑張れるから、今シーズン中にもっと伸びて、ほんで
残留、実現して欲しいな。
だから来月、義務のような役に立たない社員旅行で、ドーハに連れていくなよ。

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