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2009-01-31

川淵三郎前会長VSセルジオ越後先生

少し前に書いて、アップさせずにおいていた(お遊び半分の)内容。
原博実氏が技術委員長就任へ(スポニチ)
という記事を見て焦って掲載。
でも原さんにはJの現場(監督)でまだまだやって欲しいんだけどなあ~(岡田とまたお友達
体制になる可能性があるし)。

先日どこかのセルジオ越後先生のコラムを読んだ時の事だ。
キムチを食べたくなった時のように、辛口でピリッとしたい時に読むものだと思っていたので、
その内容にいささか拍子抜けしてしまった。
現在の犬飼会長のさまざまな案は空回りしているものの、それはトップが自分の色を出そうと
四苦八苦しての結果であり、前体制で好き勝手していたものを改善する意志の現われでも
あると、珍しく寛容。
またその発案に対して内部より反発も出ることは、風通しが良い組織になった証でもあると
していた。
最近もわざわざ(前会長のもとでおかしくなった事の代償うんぬん)など、どこまでも糾弾すべき
は前体制、いや川淵三郎であるという発言をしていた。


一方、選手としてはセルジオ先生の足元にも及ばなかったであろう川淵三郎前会長は、
企業組織で培ったのであろう会話の中に批判をしのばせるいやらしい方法で、
印象操作を図る。
よく覚えているのがオフトからファルカンに監督が交代した時の経緯についてだ。
「俺はオフトが留任でいいと思ってたんだけど」
「ワールドカップでの実績がある監督でないといけない、とセルジオが言うものだから
「それでテレ・サンターナとイダルゴに声をかけた」
「でも相手にされなくて、ファルカンを紹介された」

と言うことで、ほとんど実績らしい実績を残さず短期間で解任されたファルカンを
呼んだ訳は、セルジオにありと主張されていた。


元ブラジル代表監督、元フランス代表監督、しかも運さえ良ければ優勝監督にもなって
いたであろうビックネームにいきなり声をかけるというのはまるで、経団連の奥田氏、御手洗氏
にどこぞの商店街が「うちの商店街の会長をやってもらえませんか」と言うほど無謀で、本当に
この頃のサッカー協会はおぼこかったか、これも三郎得意の三味線発言のような気がする。
注目すべきは「俺は正しかったけど、セルジオが言ったせいで・・・」とあのファルカン
短期政権の失敗を押しつけていることだ。セルジオ越後先生が実績のある”監督”と言った
のが、いつの間にか実績のある”選手”にすり替わっているところも面白い。

さて、セルジオ越後先生は評論や解説ではサッカーとかかわっているものの、直接には
アイスホッケーチームのシニアディレクターをされているらしい。川淵三郎前会長が
院政を敷いている(?)中、サッカー界には居づらい状況だろうが、やはり先生には
サッカーに携わって欲しい。体が動けばかつてのようにサッカー教室という手もある
だろうが、還暦を過ぎてそれも望めない。

そこで犬飼会長に提案というかお願いだが、もし本当に自分の色を出したいなら
北京五輪で敗退してもU-20代表がアジア予選を突破できなくても居座り続ける
小野剛技術委員長の代わりに、セルジオ越後先生を技術委員長のポストに就かせて
もらえないだろうか? (そんなに文句を言うんだったら、お前が監督をやれよ)と
言う批判もよく聞かれるセルジオ越後先生だが、正直監督は厳しいだろう。
けれども、技術委員長なら、良くなるかどうかはわからないが民主党政権よろしく
一度見てみたい、と思うのだが。
気持ち的にも川淵三郎前会長が歯ぎしりする姿が想像できて、痛快なんだけどなあ。

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theme : サッカー
genre : スポーツ

2009-01-30

時はオルタナティブ

「なんだ、これは・・・?」
日本代表-バーレーン代表の有料ネット中継。見ていたブラウザを試合終了後そのまま閉じずに
いると、ガヤガヤした聞き取りにくい声が聞こえてきた。
「解説に苦情電話でも来たか」
「金、とかな~」
ブラウザの画面はすでに真っ黒で、何も映像はない。多くの笑い声とともにあった事を考えると、
これは中継(スタッフ?)あたりが後片づけをしている時の音声なのかもしれない。約2~3分。
テレビであれば放送事故の類だろうか。

何もアクシデントを殊更ネタにしようと言う訳ではない。
すでに生中継中、特に後半からはかなりイライラしていた。
”絶対に負けられない””いけー、日本””厳しいアジアでの戦い”
民放地上波も誇大広告的な前振り、実況解説に常に悩まされるが、この日のネット中継の
解説も別の感じで酷かった。ただの雑談。しかもボソボソ喋って何を言っているか聞き取りにくい。
目の前の試合とはほとんど関係ない話。思いだしたようにチャンスに「ウィッ」、微妙な判定
に「ああ~、取りません」etc。
終了後の放送事故(?)も含めて、まるで学芸会のようなつくり。無料放送なら仕方がない。
けれどもこれにはわずかばかり(315円)でもお金を取っている。お遊びで、金を貰うな。
「テレビ中継がない日本代表戦を放送してやってるんだぞ!」。コンテンツを確保している
だけで視聴者はまったく無視。そんな既得にまみれた(既存)ビジネスの考えを、これからの
時代に持ち込まないでくれ。

ネットとは、無料が基本・・・そう言っていた私も、ここ数年で考えが変わった。
「お金を取らないと、価値あるものは提供されない」。
無料だと作り手、提供する側も甘えがあるからだ。この世の中、いくらかの対価を払わずに
クォリティが高いものをつくれる奇矯な人など、子どもや根っからの芸術家気質な人を除けば
そう多くはない。

「地上デジタル化に伴う番組の有料化。それにより解説やカメラワークに工夫がされるようになる。
もちろんお金を払っている視聴者は、どんどん抗議や意見を言う事ができるし、提供側はそれに
真摯に答えなければならない」
そんな希望観測的な展望も目にしたが、私は
「例えあってもすぐにはそうならない。コンテンツを手に入れて、熱心なファンに提供するだけで対価。
採算がとれるよう単価を上げる。つくりは、今の民放と似たようなもの。予算が限られるから、
素人臭さもでるかもしれない」
とした。
それは、現在のスカパーなどを見ても感じられる。

有料ネット中継の視聴(購入)数はいくつぐらいだったのか?
この日の試合、テレビの交渉中の放送料は最終4000万円台だったとも言われる。
(1000・・・いや少なすぎるか。1万で・・・315万円か。お話にならない)。
夜になると既に販売終了となっていたから、それなりの数はいったのだろう。
参議院のネット中継。田母神氏の参考人質疑は500のアクセスでパンクに陥ったと言う。

格闘技は桁違いの単価設定(一晩だけの大会で2000~3000円)。サッカーに比べマニア度
が高いジャンルだからこそこの設定ができるが、サッカー、しかも今の日本代表絡みの一試合で、
そんな設定はできない。

昨夜の有料ネット中継にしても純粋な収益でなく販促(含む新規入会)でメリットがあった
のではないか?
一般企業が絡めば、どうしても収益重視。そこまでは当たり前として、悪いことに既得権を得る
仕組みづくりを始めてしまう。
別にサッカー協会が直接提供しても良いのではないか?
メディアやスポンサー、登録料の減少を考えれば直売方式で。財団法人としてそれができない
のであれば、Jリーグなどと連携して別会社を設立するなど、できないものか。
時代の転換期。ここから先は、オルタナティブ。
これからもただ提供メディアと代理店が横滑りして、同じこと(ましてや品質の劣化)がされる
ぐらいならば、ドラスティックな変革を望む。

補足)昨夜のネット中継に関して、画像の乱れやコマ落ち等の不満も多く目にしますが、
うちではそれはありませんでした。一度だけほんの数秒、画像が乱れた程度でした。
また、向学のためネット放送や次世代メディアなどに関するご意見や情報を頂けると
ありがたいです。

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ITvs放送 次世代メディアビジネスの攻防―変わる放送、ネット連携の行方

theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

2009-01-29

重要な付記

AFCアジアカップ2011最終予選
バーレーン代表-日本代表


「今日の試合は諸事情で、ユニフォームを取り換えてやる事になった。だから、
赤いのが日本代表チームだった」
そう言われても納得できるような内容。
マチャラ監督の思考はわからないが、想像するなら
「なぜあのシュートを外すんだ」。
バーレーンの大衆のメンタリティはわからないが、日本人と同じでネット文化も
似ているならば明日(今日)からの掲示板は
「やった、勝った。でもシュート下手過ぎ」
という言葉が躍るだろう。

バーレーンはきれいな形でチャンスをつくるが、フィニッシュの精度が悪い。
これが上手くて、日本の真ん中(特に中澤)がしっかり抑えていなかったら、
セットプレー以外でもあと2点はやられていたはず。
一方日本は、いつもは同じような事(シュートを決めきれない)を言われる訳だが、
今日はそれさえもなかった。

もっとも、恐らくアジアカップの出場権は得られる状況、オーストラリア戦に向けて
の調整段階、アウェー戦。そして何より、ベストメンバーではなく、この試合はまさに
チーム(バーレーン)対個人(日本)という状況。これは戦前から予想されていたので、
まったくネガティブに見る気はなかった。中村俊輔という特別な選手、遠藤、長谷部、
松井、大久保といった選手たちが揃う直近で最も重要な試合、オーストラリア戦では
まったく別の戦いが見られるはず。3月のバーレーンとの同じアウェーのワールドカップ予選
もこのメンバーが中心となるはずで、そこで負ける要素はまったくない。

けれども、後半を見ながら思った。
(あまりにも酷すぎないか?)。
バーレーンは日本と違い試合中ずっと勤勉に走り続けるなどしない。後半はだいぶん
勢いが収まり、十八番の時間稼ぎも顕著になっていった。日本はまったく、鳴かず飛ばず。
本田圭佑は「個人の力を見せる」と言っていたそうだから(いくつかチャンスをつくる。自分
で得点を決めたら、一転称賛に変わるだろう)と考えていたが、案の定良いパスを何本か
出すにとどまった。
特に中盤はレギュラーメンバーではない。本田、稲本は直前合流。連動などもとから期待
できるはずがない。
(1.5軍の個の力。それではもう日本は、チームとしてまとまりを持ったアジアの中堅国にも
勝てない)日本選手の個の地盤沈下が証明されただけ。この試合で岡田体制のチームづくり
をネガティブに批判してはいけないと思ったものの、やはりイライラして懐疑的になった
のは、グダグダになってきたネット中継の解説のせい(だけ)ではない。
本田out→なぜか拘る、香川が登場。
また誰か出てきた、19番て誰だ? ああ、興梠か・・・?
そして終了が近づき、巻が登場といつもの負けている試合での展開。そして相変わらず、
それを生かす攻めも中途半端。

あまりにも拠り所が、ない。
前半のうちは(だから”これが日本のサッカー”というスタイルを確立しなければならないんだ。
責任があるとすれば指針をつくらない協会)と考えていたが、数年間で体制が変わるチーム
としても、あまりにも空っぽすぎるのではないか。

もう誰も関連づけないだろうが、約1年前に同じバーレーンに、同じく敵地、同スコアで敗れ
岡田監督は「オレ流」を宣言しチームをガラリと変えた(本当はその時点で既に中途半端に
変わっていたが)。
ただ今回は違う点がある。それはバーレーンのサッカーの方が、遥かに内容が良かった
という事だ。ガルフカップ敗退でマチャラはかなり危うい状況にあると言う。ワールドカップ
の出場権も、現実問題難しいだろう。バーレーンサッカー協会がいつものようにさっさと
解任に動けば、またこのサッカーも放棄されることになる。バーレーンが日本の脅威となる
可能性は、これからもやはり低い。
けれども、ついに来たのだ。
ホーム、それほどナーバスではない試合、レギュラー相手ではないとはいえバーレーンが
日本を破る日が。もちろん、”しかも内容で完全に上回って”と付記せねばならない。

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theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

2009-01-27

驚いた!

天皇杯や高校サッカーが終わり、Jリーグは開幕前ということで通常であれば国内サッカー
は小休止中というこの時期だが、今年は様相が違う。
アジアカップ予選があって、ワールドカップ予選があって、親善試合があって・・・。
その2月4日のキリンチャレンジカップ2009、フィンランド戦のメンバーだがぼんやりと
見ていたら驚きが・・・リトマネン!

日本戦のフィンランド代表(『川の果ての更に果てに』ブログ)

まだいるんや・・・。
'90年代アヤックスの中心選手。
トヨタカップ来日時は、”この選手に注目”と紹介されたもの。
また(フィンランドはワールドカップに出場は難しい小国)という。ここまで日本で海外のサッカー
中継が盛んになるとも思わなかったから、当時はそのプレーに目を凝らして見たもの。
トップ下、ただし従来のゲームメーカー、パサータイプとは違うとされたそのプレー。
日本だと小倉、柳沢あたりがこのタイプになれるのかな。そう思ったもの(もっとも個人的には
この二人には、ポジションを下げずにバンバン点取り屋でいて欲しかった)。
Jリーグではマリオ・ハースがもっとポジションを下げたようなイメージか?
実はその特徴を、そう鮮明には覚えていない・・・。

引用させて頂いたブログでは”フィンランドU21+リトマネン”と表現してあり、完全な
A代表が来るとはもとから思っていないので若手の良いメンバーが来るなら、それは
それで有難いかな。
それにしても、リトマネン・・・大ベテランですね。
昨年のEUROでは直前になってオーストリア代表に38歳のヴァステッチ。
「デル・ピエロの控えだ」と言われフランスW杯のイタリア代表に招聘されたロベルト・バッジョ。

中沢なんかが(Jリーグを主な対象として)、「日本はベテランを大切にしない」と言っていた
が、これは代表にも言えること。'98年、そして現在。トルシェは2002年の本番では、純粋な
戦力としてはそう上積みとならないゴン中山、秋田を突然入れ驚きといくらかの称賛を浴びたが、
これはあのフランス人監督が頭でっかちの戦術家や、エキセントリックな激情家ではない証明。
もっとも岡田監督だけを非難しない。ドイツでのジーコのチームにも、ベテランらしいベテランは
いなかった。
楢崎、川口。ベテランの両GKも、チーム全体に影響力を及ぼすにはやや弱いか。またポジション
的にも引っ張りにくい感じが。
「いなくなって、頼るものがなくなった」。城、中田英寿と一部ではカズを外すきっかけとなった
ともされたコンビは、フランスの本大会を精神的な不安を抱えながら戦っていたと告白。
ジーコが日本代表監督として唯一光り輝く実績、逆境の中でのアジアカップ連覇では三浦淳宏、
藤田俊哉たちがチームを盛り上げていたという。
もし岡田監督から別の監督に変わったとして、そんな選手が今いるのか?
ベテラン(あるいはリーダー)がいないのが、実は日本のかなりのマズイ問題では。

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おはぎ

theme : サッカー
genre : スポーツ

2009-01-26

ベンチのダンディズム

ビアンコネッロ。
ベンチで激高するトラップが好きだった。
2002年にイタリア代表を率いてワールドカップに出場した時は、
韓国に得点を奪われベンチシートを殴りつける姿が映し出されたが、
往年の迫力が失われていた気がした。それは場違いな代表
のベンチだったからか、見慣れぬアジアの地だったからか。

ゼーマンのタバコを吹かすその姿にも、憧れた。
今ではすっかり肩身が狭いものの、かつてタバコは渋い男の
必須アイテム。『探偵物語』の工藤ちゃんとかね(古いなオイ)。
試合中、ベンチでタバコを吹かすなんて! なんていう野暮ったい
話は他所でやって。

アリゴ・サッキは哲学者。カペッロはエリート長官か。
偉大な守護神だったゾフ。なぜかベンチでの姿は、哀愁を漂わせた
目しか思い出せない。
ヒディングのガッツポーズ。選手のアスリート化とともに、監督も
アスリート化した??

2007年アジアカップ。
カタールに終了間際、不用意なミスから同点ゴールを決められた後の
オシムの何度も頷く仕草と、切ない表情が忘れられない。
ジェフでも代表でも、興奮すると腕を振り上げていた。

このブログから播戸のブログへ。
その中にあった、一節。

もう、帰るって行ってたし、2度と会えないかもしれんから…。

これを読んで、初めてオシムが日本を去ったことを実感したのかもしれない。
大切なことに、私はいつも気づくのが遅い。

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スポーツニュースは恐い―刷り込まれる〈日本人〉(生活人新書)

theme : サッカー
genre : スポーツ

2009-01-25

笑い・・・で済むといいけど

京都サンガの加藤久監督(以下、久さん)が、ファン感謝デーの最中に負傷したらしい。

加藤久監督 アキレス腱断裂か?選手より先に負傷者第1号(スポーツ報知)

サポーターと参加するミニゲームのアップ中のアクシデントとのことだが、(あの久さんが・・・)と
昔を知る者としては驚くやら悲しいやら。

1985年9月、翌年のメキシコーワールドカップに向け一歩一歩すすんでいた当時の日本代表。
最終予選進出を懸けるアウェーの香港戦。日本はすでにホームで3点差をつけて勝利して
いたものの、油断はできない。けれども久さんは、直前の日本リーグで負傷(鼻骨骨折か何か)
をしていて、出場が危ぶまれた。
しかし、当日は何食わぬ顔で出場。不動のキャプテン、スィーパーとして戦い抜いた。
久さんはまさに”鉄人”の面目躍如だった。ちなみに、もし久さんが欠場していたら代わりは
たぶん岡田さんが出ていたはずだ。
またその前の一次予選、ホームのシンガポール戦では相手選手がスパイクの裏で顔面に
ハイキック! 久さんは顔面を真っ赤に腫らしながら、それでもフルタイムプレーした。
それが、イベントのアップ中に負傷、欠場とは・・。

また、アルビレックス新潟でこんな記事も。

新潟・鈴木監督 じん帯断裂していた(スポニチ)

こちらは昨年末に負傷、手術を終え復帰のメドもついているよう。
鈴木淳さんは、香港戦の前に行われていたユニバーシーア-ド神戸大会の日本代表チーム
のキャプテンだった。
今は”元キャプテン”が受難の時なのかな?
明日のキャンプから復帰予定という淳さんはもう大丈夫だろうが、症状がまだ見えない久さんは
ちょっと心配。笑い、で済んで、元気に指揮をとる姿を見せてください。

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サッカー監督の流儀―ジュニアからJリーグまで、指導者22人の経験的育成論 (SJ sports)


theme : Jリーグ
genre : スポーツ

2009-01-24

サッカー放送はどうなっていくか

「演出、アナウンサー、解説者。サッカーのテレビ中継の評判が悪い。このままいくと、
格闘技のように一過性のコンテンツとしてポイ捨て、世間から見向きもされなくなる
危機感がある」

サッカーと同じ、いやそれ以上の過剰演出等でテレビ局に対して非難轟々の格闘技。
年末にそれと比較した事を書こうかと思っていたら、意外と大晦日の格闘技放送
(TBSのDynamite!!)が良くて、書く気が失せていた。
もっとも良かった理由というのが、いつもより放映時間が短縮されていて、食傷気味のリピート映像
や過去の試合映像を流す時間が無くなっていたからだ。その意味では、怪我の巧妙とも言える。

サッカーは競技人口も多いし、(総合)格闘技と違って競技そのものがしっかり確立している
ので消えてしまうことはもちろんない。別に格闘技もなくなってしまったわけではないが、
数年前には「ミルコが」「桜庭が」と話しかけてきた連中が現在は、「それ、何やったかな?」。
すっかり書くタイミングを失してしまっていたら、バーレーン戦の生中継消滅が取り沙汰されて
いるので、今ならと思い書く事にした。

地デジへの移行が目前に迫っているが
「これにより視聴料金を徴収できる。そうなれば、サッカーも熱心なファンがお金を払って
見る仕組みができるのではないか」
そうした話を以前聞いた。
そうなれば懐は痛むが、無意味な芸能人の演出が無くなったり実況や解説に視聴者から
意見を言うことができる。もちろん討論番組や、様々なカメラワークも期待できる。
私自身は、2002年ワールドカップの時のスカパーのような鳥瞰カメラは見たい。やはり
あの時にあった試合中の監督の様子をずっと流す映像も楽しめる(そこまで見る時間
も頻繁にはないだろうけど)。
もっともそんなメリットは語れらていたが、スカパーなどの有料放送の今の内容を見ていると、
そうそう理想はすぐに実現せず、(ただ熱心な人向けにコンテンツを確保している)という
雰囲気にしばらくはなるのではないか。

北京オリンピックの頃は、海外ではネットで中継録画がすぐに手に入り、繰り返し視聴が可能
なサービスもある、と聞いた。私としては費用が大きく跳ね上がり視聴時間が固定されるテレビ
よりこちらに期待をかけたい気もするが、もしネットとなっても経費以外の要素でかなりの
料金設定になるかもしれない(実際、格闘技がそうだった)。

いずれにしても、放送の形態やメディアの質は変化してきている。肝心のサッカー人気も、
日本代表ばかり言われるが逆に言うと話題にさえのぼらないJリーグ、その実際に
視聴率が取れない現状(昨年の優勝決定戦3.0%)を考えると、急にコンテンツとしての
強さが息を吹き返すとは思えない。既存の方法に拘れば、バレーボールをはじめと
する他競技よろしくますます過剰な演出にはしり、結果熱心なファンを遠ざけてしまう結果
にもなるだろう。
チーム強化や育成面では不評な日本サッカー協会(含むJリーグ)も、ここは代理店や
既存メディアだけを視野に入れず、幅広くまた将来を見据えた危機をバネにしての
チャレンジを期待したい。

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スポーツの魅惑とメディアの誘惑―身体/国家のカルチュラル・スタディーズ

theme : サッカー
genre : スポーツ

2009-01-23

理不尽

先日、日本テレビで放送された羽中田昌のドキュメンタリーを見た。HDDの整理もしないと
いけなかったため、一年以上前に録画したままにしていた情熱大陸の回も見た。どちらも
羽中田の半生はもちろん、カマターレ讃岐での監督生活にスポットを当てた構成になっていた。

私が最初に見たサッカーの試合が、清水東-韮崎の高校サッカー選手権の決勝。つまり、
羽中田を紹介する際に必ず流れるあの映像の時だ。ただ、この頃の羽中田の記憶は
全くない。ようやくサッカーボールを蹴り始めた子どもにとっては、清水東の強さが衝撃
すぎて、韮崎はただその相手チームでしかなかった。

そのしばらく後の選手権。確か帝京と島原商業が両校優勝となる激闘を繰り広げていた時、
テレビ画面がスタンドを映し「羽中田です」と実況が叫んだ。その時すでに、羽中田はプレーヤー
ではなかった。そして私ははじめて(そんな凄い選手があの時の試合にいたのか!)
と思ったものだ。うちにまだビデオがなかったため、映像で確認することもできなかった。

羽中田が山梨県庁を辞め、再びサッカーの世界を志すキッカケはJリーグの開幕だったという。
よく私はもう一方のブログでその狭間の年代の選手たちのコントラスト、特に活躍できなかった
選手たちの事を書くが、一方でこうしたものを見ると、あの1993年5月15日は今思うよりも
はるかに大きな出来事だったのだと思う。

情熱大陸では、”同サイドにこだわる”という羽中田の戦術にフォーカスをあてていた。
”空いた逆サイドに展開”そのセオリーと違うサッカー。私は最近の戦術などには疎いので
それがどんな形になるのか今一つイメージできないが、カマターレの選手も不安は
口にしていた。

四国リーグが開幕し、カマターレは前半を接戦で折り返す。故障で出場させていなかった
選手(吉澤)を後半から出して同サイドに拘らないサッカーを展開し大勝(ナレーションによる)。
開幕戦はチームの目指す方向性を捨て、結果を出した。リーグ戦も優勝と上々の結果だった
ようだが、内容はどうだったのだろうか。

これが正しい、と思っているものでも結果が出ず、本意でないやり方で勝利をあげる事も
ある。いや、その理不尽なアンバランスの方がむしろ多いかもしれない。
羽中田は同サイドに拘ることを「将来のため」としていたが、四国リーグから上を目指す
チーム事情。それを求められての招聘。結果が出せなければ当然、厳しい通告もされる
だろう。試合展開と同じく、チームマネジメントもどっちにどう転ぶか、わかったものでは
ない。

羽中田をテーマにした特番だったので、選手やチーム、地方リーグの姿にはそれほど
多く触れられなかったが、決して恵まれていない環境がその端々には映し出されて
いた。カマターレはもちろん、放送中は相手として出ていたチームはもちろん、他の
四国のチームも、各地域のリーグも、事情は似たようなものだろう。

時々こういう生々しい現実を忘れて、サッカーを見てしまうことがある。近頃は自分が
ピッチから遠くなってしまったものだから、尚更そんなふうになっている。
その辺りを、少し反省しなければ、とは思う。

日本代表のテレビ放送、Jリーグ。きな臭い、と言おうかあまりにも静かすぎると言おうか。
暗い社会情勢の影響をひしひしと感じる。今の状況が普通、とも言えるが、あまりにも
一般層が素通りするものではいけない(特にJリーグ)。
四国リーグの映像を見ながら、在りし日の地方サッカーののんびりとした光景を思い出し
懐かしくも思ったが、それは懐古主義者の好みだけにしておいて、これだけ多くの人が
関わっているのだ。現在のサッカーは、盛り上がるに越したことはないだろう。

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2009-01-21

この方向が、いいのかな

昨年末に気になった戸塚啓氏のコラム。

岡田監督が加速させた代表の「日本化」

オシム前監督が掲げた「日本代表の日本化」を岡田監督は加速させたのだ。
特徴的なのは前線の組み合わせだ。玉田圭司、大久保嘉人、田中達也の3人の
同時起用は、これまでならば考えにくかったはずである。ストライカーとしては小柄な
彼らは、「アジリティ=敏捷さ」を武器にすることで同タイプと見なされる。
(中略)
しかし、岡田監督は彼らの同時起用をためらわなかった。日本人のアジリティを最大限
に活用するためと理解できる。「日本代表の日本化」を加速させたのだ。


そうかなあ。
それならこれまで(の監督)も同じようなやり方をするでしょう。日本にはこの手の選手は
バンバンいたんだし。
カタール戦は確かに翻弄したけど、相手が今二つぐらいだったのと、得点のタイミングも
良かったから。アジアの一線級以上が相手、あるいは点がしばらく取れなかったりしたらどうか。
いわんや本大会レベルの相手に対しては。もちろんその時はひかれて崩せない、ではなくて、
相手にペースを握られて攻めきれない、でしょうが。

それで以前ちらりと書きかけたのが、オシム時代のエジプト戦。あの時も大久保たちが入って
活躍、マスコミは”個の力”と騒いだが親善試合でエジプト相手、これ以上の相手には厳しい
な・・・と。今のやり方は、あの状況とそう違って見えなくはない(つまり、本大会を想定すると
日本では敏捷で、ある程度テクニックに定評がある選手たちを揃えて挑んでもきついだろうな、と)。

前監督は前線に巻を起用し続けて、”ジェフ枠”などと揶揄する声も多かった。
それでも以前のインタビューでは巻(あるいは矢野)という体のある選手をトップに
起用し続ける意志が強かったことを口にしていた(ここでは本題ではないが高原も)。
もちろんこのやりかたの方が絶対に成功する、という訳ではないけれど、あれだけ日本人
の良さを生かすことを叫んでいた監督がどうして(諸外国に比べたら体格的には優位に
立てない)選手をトップで起用し続けるつもりだったか。

犬の意地さんのブログに、気になるコメントがあった(上から四つ目のやつ)。

鹿屋体育大学の監督のコメントというのは、これかな?

若いし技術もあるけど攻撃はワンパターン。中盤にタメがつくれていない
(2009年1月の練習試合後)

中村俊輔や遠藤といった経験があってタメをつくれる選手も入ってくるので、その部分の
印象はずいぶん変わるはず。
それでもなお、前線にターゲットたり得る選手を置かないと、得点のチャンスは生まれにくいか
(スペースができないから?)。

以前は矢野、我那覇なども呼ばれていたが、今は巻だけ。その巻もどうもパワープレー
要員ぽい召集のされ方で、流れの中で生かす戦術練習などはしてなさそう。
今の”コンセプト”がやっぱりある程度以上の相手(あるいは力が下でも引いた相手)には
機能しないとなったところで、方向転換になるのか。そこから本大会まで、強化にさける
時間は? 試合数は? 代表は岡田監督のチャレンジや経験の場とはやっぱり違うと
思うんだけどな。

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名波浩 夢の中まで左足


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2009-01-20

何や、普通やん

AFCアジアカップ2011カタール予選
日本-イエメン


圧勝もイヤ。苦戦もイヤ(妙に兜の緒がしまって本番=ワールドカップ予選で調子が良いから)。
どんな展開になっても胸くそ悪い。応援するのではなく、こんな意地の悪い見方を日本代表に
してしまうのは、実に横山謙三時代以来約二十年ぶりの現体制。

ということでイエメン戦。
シーズンオフということで体が重いかと思うと、普通に良く動いている。コンディションを上げている
選手も立派だが、考えてみれば12月からガンガン合宿をやっていたし、今月に入ってもずっと
合宿中。
これは召集された選手がいるクラブのチームづくり、シーズン中の代表選手自身の
コンディションが心配になってくるが---それを言い出すと難癖っぽくなるので止めます。

最初こそ前線が動き回って、(批判のしようがない)と思っていると、約十分でペースダウン。
そこからはきれいに回したり時折裏を突いたり仕掛けたり、教習のようなキレイだけど
迫力のない展開。これもやっぱり、普通の日本サッカー。
コンセプトかどうかは知らんけど、俊敏な動きでかき回すというのは、どこへ?

まあこの試合はオーストラリア戦の前の気合が入った調整試合のようなもの。
昨年の夏、ウルグアイ戦での不調を専門誌上で指摘されると「試合をして、すぐ解散。
直前に集まって、また試合。そんな経験は私にはなかったから」と語っていた岡田監督。
そう、日本屈指の経験とされ再就任した岡田監督。フランスの時は加茂監督がつくり上げて
いるチームを引き継ぎ(中田英寿いわく「あの時の代表は加茂さんがつくっていたから、
岡田さんがどういうサッカーをするかはよくわからない」)、”オレ流宣言”と言うものの
実は自分で代表チームを最初から手がけた事はない。コンサドーレ、マリノスで進んで
経験を積んだのは立派だったが、代表のような寄せ集めチームの指導は好んで使う
”試行錯誤”や”チャレンジ”の範疇。

こういう代表を自分の経験の場に使おうとするところが、”岡田監督ではダメだ”と
一貫して言い続ける理由なのだが、その意味で直近で最も大事なオーストラリア戦
に関してはたっぷりと合宿期間もあり、(調整)試合もある。
ジーコ時代のシーズンオフ期間の予選では体が重く苦戦もしたが、オーストラリア戦は
そうならないだろう。海外組+田中達也でどのぐらい通用するか。
もちろん相手の本気度と(ヨーロッパでプレーするオージー選手たちの)コンディション次第
ともなるが。

先の話はいいから、イエメン戦は?
だから、見ての通り。普通の試合だったと思います。

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名波浩 夢の中まで左足

theme : サッカー日本代表
genre : スポーツ

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