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2008-09-18

タブロイド紙風・4.5問題

かつてワールドカップのアジア枠は、”2”だった。
日本が初出場した'98フランス大会で、全体の参加国が24から32へと変更され、
アジアも3.5に増枠された。
そこで日本は、かろうじてアジア3位で初の出場権を獲得。

「だからドーハの時も、このレギュレーションだったら出場できていて、あの時に比べて
強くなったわけではない」

という声も一部であったが、歓喜の声に潰されてしまった。

そして2010年の南アフリカ大会は、”4.5”(実質5)。
実力で比べれば天と地ほどの差があるヨーロッパの13を引き合いに出す以前に、南米と
同枠である。
8月に日本は、ウルグアイに個人能力でさえ遠く及ばないといった差を見せつけられたが、
そのウルグアイはボーダーラインスレスレの中堅国。アジア3~4位の国が試合をして互角
かそれ以下の戦いになるであろうペルーやボリビアは、確実に予選落ちだ。

もちろんこれは、FIFAがサッカーの普及と平等をうたった結果なのだから受け入れていればいい。
ただアメリカ大会で炎天下や整備されていないスタジアムで試合が行われるなど、スポーツとして
よりもマーケティングのコンテンツへと比重が高められ、この出場枠増でますますワールドカップ
のレベルは落ちた。
加えて一流選手の代表への意識の低下、過密日程、チャンピオンズリーグの隆盛などの時代
の流れもそれに拍車をかけている。

死に体のワールドカップが今なお勢いを保っていられるのは、アジア枠4.5のおかげともいえる。
一時期(中国は世界のサッカーのために重要な国)とも言われたが、最近はそうした声もすっかり
鳴りを潜めた。
中国チームがいつまでたっても強くならない、というのもあるが、無理に出場してもらうメリット
も感じられないのだろう。
人口で換算すれば爆発的なテレビ観戦数の増加が見込めるだろうが、そんな事をせずとも
某島国の代理店がほいほい値をつり上げてくれる。同じ商品(映像)の値を勝手に(しかも
桁違いに)上げていってくれる方が、よほど楽だ。
もっともこの代理店と現在の中国の関係、またその根っこをたぐっていけば、FIFAに対して
中国市場に対する今後の戦略は既にプレゼン済みかもしれない。

だからアジアの4.5なんて数字が、ワールドカップのレベルを落とそうと、世界のサッカーファン
が不満を募らせようと知ったことではない。FIFAにしても死守せねばならないわけだ。
テレビでは”過酷なアウェー”と煽ったり、「ファウルですよ、ファウル!」と過剰に解説者Mが
反応するが、日本がそれほど酷いジャッジをされた記憶はない。
無邪気なファンがレーザー照射してみたり、やっぱり勝ちたい相手国が抵抗してみたりしても、
巨大なバックがいるのだし、第一実力的には間違いなくアジア上位なのだから、そうそう崩れ
はしない。
代理店との関わりが顕著になった2002年から以降、福の神でもいるのかと思うぐらい
日本の組みわけは恵まれるようにもなった。

もしこれで、予選突破が苦しい、あるいは敗退してしまったら?
巷では面白おかしくいろんな噂が飛び交う。本当にそこまで強引な事態がおこるものか、
それはそれで楽しみだったのだが、今の予選の状態を見ると、どうもそれは見られそうもない。

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