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2008-11-09

ユース世代、時のバランス

物事には縦軸と横軸がある。
縦軸は高校サッカーとクラブユースであり、横軸はサッカーを取り巻く環境である。
U-19アジア選手権で日本は韓国に負け、U-20ワールドカップの出場を
8大会ぶりに逃したらしい-----。

この世代の試合を見れてはいない為、結果といくつかの評価でしか試合を考える
事ができない。気になったのが”精神面で負けていた””闘志が感じられなかった”
というもの。

ここで縦軸の話。
全日本ユースサッカー(現高円宮杯)が設立された頃を思い出す。
かつてはまだプロ(Jリーグ)はなく、高校サッカーは、全世代を通じてサッカー界で
最も華やかな舞台である高校サッカー選手権を目指し激しい日常を過ごしており、
一方クラブユースの選手たちは高い技術力を持ちながら真剣勝負の場が少なく、
さらには同世代が一堂に交わる場がないのが問題、とされた。
いよいよ大会の実行が決まり始まる前は「高校サッカーの強豪高も練習試合で
読売ユースに負けている」「静学はうまいというが、クラブチームのテクニックに
比べれば全然」といった話が専門誌上を賑あわせ、ふだん見る事ができない
クラブユースチームに思いを馳せた。
けれども、実際に勝ち上がって行ったのは高校サッカーの”いつもの”チーム。期待
されたクラブユースチームは皆早々に姿を消した。その時に言われたのが”勝利
へのメンタル””スピリット”であり、さらに付け加えると試合の進め方だった。
クラブユースの選手は技術は高かったものの、17-18歳にてサッカー人生最大の
桧舞台である選手権を目指し、日々真剣勝負を繰り広げる高校サッカーチームに
試合では及ばなかった。
ようやくクラブユースが活躍し始めるのは、Jリーグの姿が明確になってからである。

もちろん、(だから高校サッカーの時代に戻すんだ)などと言う気は毛頭ない。
ここで横軸、すなわちサッカーを取り巻く環境の変化が加わる。
過去に高校サッカー選手権が最高の場所だった時代は終わり、その先にプロを
見据える時代になった。また優秀な選手はクラブを優先するようにもなっている。
十代の一瞬しか輝く事ができなかった時代に比べれば現在は遥かに良い時代
な訳だし、時計の針を戻す必要もない。

この縦軸と横軸がバランス良く交わっていたのが2000年前後であって、以前の暗黒
時代とは逆に軸が進み過ぎてしまっているのではないか。ここ最近のこの世代の試合
を見ていても、”うまくてきれいなだけで感じるものがない”そんな印象があった。
縦軸とは単に出身やその時々の代表を構成する人数などを表すものではない。また
横軸については時代の精神性と一体である。
とにかく今回の試合を見ていないし、現在のこの世代について多くの情報を持っている
訳でもないので、昔話を交えながらの若干問題提起の材料を提示するだけに、留めて
おきたい。
ユース世代

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theme : サッカー
genre : スポーツ

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