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2009-01-23

理不尽

先日、日本テレビで放送された羽中田昌のドキュメンタリーを見た。HDDの整理もしないと
いけなかったため、一年以上前に録画したままにしていた情熱大陸の回も見た。どちらも
羽中田の半生はもちろん、カマターレ讃岐での監督生活にスポットを当てた構成になっていた。

私が最初に見たサッカーの試合が、清水東-韮崎の高校サッカー選手権の決勝。つまり、
羽中田を紹介する際に必ず流れるあの映像の時だ。ただ、この頃の羽中田の記憶は
全くない。ようやくサッカーボールを蹴り始めた子どもにとっては、清水東の強さが衝撃
すぎて、韮崎はただその相手チームでしかなかった。

そのしばらく後の選手権。確か帝京と島原商業が両校優勝となる激闘を繰り広げていた時、
テレビ画面がスタンドを映し「羽中田です」と実況が叫んだ。その時すでに、羽中田はプレーヤー
ではなかった。そして私ははじめて(そんな凄い選手があの時の試合にいたのか!)
と思ったものだ。うちにまだビデオがなかったため、映像で確認することもできなかった。

羽中田が山梨県庁を辞め、再びサッカーの世界を志すキッカケはJリーグの開幕だったという。
よく私はもう一方のブログでその狭間の年代の選手たちのコントラスト、特に活躍できなかった
選手たちの事を書くが、一方でこうしたものを見ると、あの1993年5月15日は今思うよりも
はるかに大きな出来事だったのだと思う。

情熱大陸では、”同サイドにこだわる”という羽中田の戦術にフォーカスをあてていた。
”空いた逆サイドに展開”そのセオリーと違うサッカー。私は最近の戦術などには疎いので
それがどんな形になるのか今一つイメージできないが、カマターレの選手も不安は
口にしていた。

四国リーグが開幕し、カマターレは前半を接戦で折り返す。故障で出場させていなかった
選手(吉澤)を後半から出して同サイドに拘らないサッカーを展開し大勝(ナレーションによる)。
開幕戦はチームの目指す方向性を捨て、結果を出した。リーグ戦も優勝と上々の結果だった
ようだが、内容はどうだったのだろうか。

これが正しい、と思っているものでも結果が出ず、本意でないやり方で勝利をあげる事も
ある。いや、その理不尽なアンバランスの方がむしろ多いかもしれない。
羽中田は同サイドに拘ることを「将来のため」としていたが、四国リーグから上を目指す
チーム事情。それを求められての招聘。結果が出せなければ当然、厳しい通告もされる
だろう。試合展開と同じく、チームマネジメントもどっちにどう転ぶか、わかったものでは
ない。

羽中田をテーマにした特番だったので、選手やチーム、地方リーグの姿にはそれほど
多く触れられなかったが、決して恵まれていない環境がその端々には映し出されて
いた。カマターレはもちろん、放送中は相手として出ていたチームはもちろん、他の
四国のチームも、各地域のリーグも、事情は似たようなものだろう。

時々こういう生々しい現実を忘れて、サッカーを見てしまうことがある。近頃は自分が
ピッチから遠くなってしまったものだから、尚更そんなふうになっている。
その辺りを、少し反省しなければ、とは思う。

日本代表のテレビ放送、Jリーグ。きな臭い、と言おうかあまりにも静かすぎると言おうか。
暗い社会情勢の影響をひしひしと感じる。今の状況が普通、とも言えるが、あまりにも
一般層が素通りするものではいけない(特にJリーグ)。
四国リーグの映像を見ながら、在りし日の地方サッカーののんびりとした光景を思い出し
懐かしくも思ったが、それは懐古主義者の好みだけにしておいて、これだけ多くの人が
関わっているのだ。現在のサッカーは、盛り上がるに越したことはないだろう。

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