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2010-10-07

才能を”ぶっつぶさせる”事ができるかどうか

横尾忠則の対話集の中で、岡本太郎が才能のある人間について
面白いことを言っていた。

「ミロに対してぼくは非常に疑問がある。
確かに才能がある。才能を生かしてミロは成功している。
(しかし)ぼくは才能のある芸術なんて認めないんだ。
才能のない表現、芸術しか認めないんだ」


「(世の中は習慣としてお金持ちや大臣といった人
を尊敬するが)それと同じように、才能があるから
感心するなんてことは絶対しない」


私がもうひとつ細々と続けているサッカー選手の思い出
を扱うブログは、

”サッカー 天才”
”サッカー 才能”

などのキーワードで訪れてくれる方が多いようだ。
サッカーという分野に関しても、才能というのは
無条件の価値を持っているようだ。

所属クラブや日本代表、学生時代にさえも大きな
実績がない磯貝洋光が今でも神格化されるのは、
まさにこうした価値観によるものだろう。
宇佐美たちこれからの選手はどうなっていくだろうか?
問題なのは、取り分けメディアにこの価値感が強く、
扇動していってしまうということだ。


横尾忠則はこの岡本太郎の言葉に対して、

「(その前の話題で岡本が称賛していたピカソに対して)
でも、ピカソも才能があるでしょう」


と反論。
すると岡本太郎は、こう返した。

「ピカソは才能あるけど、彼はそれをぶっつぶしてる
ところがある。それが彼の良さだな」


日本代表の先日のグァテマラ戦で、気になるシーンがあった。
本田圭祐が中盤の位置からフワリと、優雅なパスを放った場面。
'80年代の中頃までよく見られたプレーに酷似していて、中盤の
将軍や天才MFと形容された選手たちが多く見せていたプレーだ。

究極の個人である芸術家はともかく、サッカー選手には
(ぶっつぶす)必要を説いて、実現させる存在が必要。
トルシェは頭ごなしに罵倒し、ジーコは自分でわかるだろうと
信じきった。オシムは事あるごとに言い含めた。
岡田武史は、まあ言いにくかったのだろう。

イタリア流の戦術がどうとか守備がどうとか、ましてや
朝食がピザとかどうだって良い。
外国人監督の良さのひとつは、ここにあると思う。
ただし、その方法論はさまざま。指摘しない監督もいる。
ザック監督(ザッケローニ監督)は果たしてどうか?
成否のカギのひとつは、これにあると思う。

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