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2012-07-29

マイアミからの点と線

似て非なるものとはこの事だ。
ロンドンオリンピックのサッカー男子で日本代表がスペイン代表を破った
出来事について、アトランタオリンピックのサッカー予選リーグ初戦で
日本がブラジルを破った「マイアミの奇跡」と比べて論るメディアを
いくつか目にした。

しかしながら「オリンピック初戦」「相手が優勝候補」「結果0-1の勝利」
という状況証拠だけを並べればなるほどデジャブの感覚が起こるものの、
実態はまるで違う。
(守ってカウンター)という戦術が同じとする向きがあるが、マイアミでの
日本代表は実際のところはカウンターさえもできなかった。世界との差は、
それだけ大きかったのである。

わたしがこの二つが全く違うと言う理由は、しかしそこでは無い。
チーム全体がひとつの機械のように統一された意思の元に動いていた今回
のU-23チームに比べ、ブラジルと闘った日本代表は後に当時は気鋭の
サッカーライターだった金子達仁が告発したようにチームの中は「もっと
攻撃的にできる」という意思と「守り勝たねばならない」という意思と
に分かれていた。それは後にJリーグで偉大な攻撃チームを作り上げる
西野朗監督とのすれ違いでもあった。大金星をあげたにも関わらずあのチーム
にどこかぎこちなさを感じたのは、まさにこの意思統一が為されていなかった
ためであり、最悪にもそれはアドバンテージを持ったはずの予選リーグでさえも
勝ち抜けないという結果に結びついてしまった。

マイアミの代表と重ねるならばむしろ、南アフリカワールドカップの日本代表
の方が適切だ。
テストマッチで連敗が続き、チームとしても完全に自信を失っていた日本代表は
本田圭祐、松井大輔、大久保嘉人の前線に攻撃は任せるといったサッカーを展開。
チームとしての形さえ成していなかったカメルーンを下して予選リーグを突破
するわけだが、(もっと攻撃的にできるのに・・・)というストレスを選手が
抱えながらという意味ではマイアミのチームと重なる。

ただ違う点と言えば本大会で予選リーグを突破したという結果は勿論なのだが、
このストレスをチームとしてほぼ持ちながら半年後の完全なアジアカップ制覇へ
とつながった点だ。
意思統一ができぬままぎこちなく闘ったマイアミの日本代表は、素晴らしい
ポテンシャルがあったにも関わらず中田英寿をはじめとする数人の個人でしか
その後大成にでき無かった。

チームとして意思統一が図れる現在のU-23日本代表が初戦を勝ったにも関わらず
予選リーグ敗退を喫するとは考えにくい。メディアをはじめとするメダルだ、
メダルだという馬鹿騒ぎにも今の”経験豊富な”選手たちは乱される事は無いだろう。
それでも(何が起こるかわからない)のがサッカーだから、断言も安心もできず
多少の不安を抱えながら次のモロッコ戦を待っているのは、いつもと変わらない
のだが。

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genre : スポーツ

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