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2012-10-19

何をしようとしているのか

国際親善試合
ブラジル代表-日本代表


ブラジル代表と戦った日本代表は、フランス戦に比べればずっと”らしい”
戦いをしていた。けれども結果は出なかった。わたしはこのレベルの相手
と戦う時、しかも親善試合では結果は二の次なので(悪くは無い)と
見ていたが3点目を取られた直後ぐらいから、腕組みしてしまった。
例え5点取られても良い(実際に取られていたはずだ)。日本が1点を返し
ても、焼け石に水。では何に疑問を持ったのかと言うと、(日本はこのサッカー
を続けて、何をしようと言うのだろうか?)という事だ。

******************

パスを繋ぐ流れだけを見ると、日本のエレガントさはブラジルにも
決して負けてはいなかった(ブラジル選手の体の使い方、ボールの
受け方、タイミングの外し方などの細かな差を除けば)。
日本のショートパスの上手さ、それを生かしたスタイルというのは
昔から続くもので、この試合はそれがより良くなっている、とは
確認できるものだった。しかし試合で勝てるのか。勝てないまでも
強豪と渡り合えるのかと言えば首をかしげる。

南アフリカワールドカップ前の欧州遠征で日本はオランダに完敗したが、
岡田武史のマンガのようなサッカーを蹂躙され、少なくとも選手たちは
現実に目を向けるようになった。ただあの時は岡田武史の”走り回って
強豪国をも上回る”という戦い方はぶつけた訳で、それが今回の
”昔からできる事をやっています”と大きく異なる。
ザッケローニ監督就任後からずっと抱いているのがここで、日本のやり方
をただやらせておくだけならばわざわざ外国人監督を呼んで来る必要は
無いだろう、という事だ。何度かザックの意図を垣間見せる試合もこれまでに
あったが、それらは大きく外していないまでも成功は収められていない。
本当かどうかは知らないがアナウンサーは「サイドからのボールを入れる
練習に力を入れている」と言っていたものの、本田圭祐をトップに据えた
布陣ではそれをどこまで鵜呑みにして良いかわからない。

「世界で勝つために」外国人監督をセレクトして呼んできている。それが
その意味だろう。ところがただ日本のポテンシャルを発揮してくれれば良い
というのであれば、これは単なる形式人事に過ぎない。言葉はいらないのだが、
ピッチの中では何をしようとしているのかは見せて欲しい。

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まとめ【何をしようとしている】

国際親善試合ブラジル代表-日本代表ブラジル代表と戦った日本代表は、フランス戦に比べればずっと”らしい

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